チマキザサ再生プロジェクトとは?



 チマキザサ再生プロジェクトは、京都市未来まちづくり100人委員会の
「山紫水明の京都チーム」
が、関係各所と協力して行っているプロジェクトです。


 具体的には、以下の活動が核となっています。

1. 京都市北部の花脊、別所等でササの地下茎を採取します。
2. メンバーや協力者(里親)が地下茎を都市(家庭)に持ち帰り、
プランターなどの容器で一年間ほど育てます。
3. 約1年後に、伸びた地下茎を防鹿対策を施した山に再び返します。





なぜこんな活動が必要なの?



祇園祭で 授与される厄除けの粽。
その原材料であるチマキザサは京都市北部の山間部で採取され、
良好な品質から、京都の和菓子などにも使用されています。

いま、そのチマキザサが絶滅の危機に瀕しています。

ササは60年から100年に一度花を咲かせて種子を残して枯れ、
種子が発芽して再び生長をはじめます。 ところが、
そのササの若芽が、増えすぎた野生鹿の食害により、育っていません。
このままではササが絶滅し、祇園祭の粽や京都の和菓子作りに
影響が出かねません。

そこで我々は、鹿の食害のない場所でササの若芽を育て、
充分に大きくなってから、防鹿ネットを施した山に戻すことで、
京都のササの再生のお手伝いをしようと考えました。


と同時に、ササの育成を都市の「里親」の方に行っていただくことで、
山とマチとをつなぐ絆が一つ生まれます。

我々は「山紫水明の京都」を守り育んでいくためには
都市住民が山村に多く関わることが不可欠であるという
理解から、ササの育成を都市と山村の交流の一つのきっかけと
したいと考えています。